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編集局長 田村隆一
編集委員会では、投稿規程の改正と関連規程の整備、著作権問題の整理を行い、2011年10月9日の学会総会において、新投稿規程が承認されました。同時に、投稿倫理ガイドライン、執筆要領、日本人間性心理学会著作権規程が新たに制定されました。
主な改正点は以下のとおりです。
1.これまで曖昧であった著作権の扱いを明確化しました。著作権規程を新たに制定し、論文執筆者本人による、電子媒体での論文公開が容易になるようにしました。執筆者本人が、自らのウェブサイトや所属機関の学術論文リポジトリに論文を掲載することには、事前の許諾を不要としました。掲載にあたっては、掲載号および掲載ページの明記をお願いいたします。論文の著書等への転載については許諾手続きを明確化しています。基本的には、これまでと比べて新たに何らかの制限が論文執筆者に加えられるものではありません。著作権規程に関するQ&Aを作成しております。ご参照ください。
2.投稿者の資格を明確化しました。特に連名の著者も会員であることを明記しました。
3.投稿にあたっての倫理ガイドラインを制定しました。倫理上の問題を未然に防ぐためのものです。ご協力をお願いいたします。
4.旧投稿規程中の論文の形式に関わる部分については、執筆要領として分離しました。投稿規程は改正に総会の承認が必要なため、形式的な部分の変更であっても、手続きに時間がかかっていました。形式上の部分を執筆要領として分離しましたので、時代の変化に応じて機動的に修正することが容易になりました。
5.原稿の分量を判別しやすくするため、原稿の長さの規定を改めました。
6.英文アブストラクトを投稿時に添付することとしました。これまでは論文の採択後に提出していただいていましたが、時間的な制約が大きく、編集作業が遅れる要因となっていました。論文採択から学会誌掲載までの時間を短縮するための変更です。
7.さらなる編集業務の迅速化を進めるため、必要性の低い事務処理を軽減するよう、規定を変更しました。
8.引用文献の記載方法は、心理学領域で一般的な形式を原則とし、哲学領域など、他の学問領域での形式も許容するものに変更しました。これは、学問領域による論文形式の多様性を尊重するためでもあります。また本文中の引用の形式についても、同様に整理しました。
9.投稿取り下げの規定を明記しました。著作権を整理したこととの関係で、取り下げの手続きを明記する必要が生じたためです。
以上、これまでにご要望の多かった部分を改定し、論文審査及び編集作業の効率化を目指して規程の整理を行いました。会員の皆様の積極的なご投稿をお待ちしております。
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